入江工研は1966年、まだ東京オリンピックの余韻が残る銀座で産声をあげました。
以来、約半世紀にわたり金属ベローズの製作を中核として、より豊かな社会づくりに貢献する製品を提供すべく、技術革新と研究開発、そして生産性の向上に努めてきました。
全国の新幹線をはじめ、SPring-8、月周回衛星「かぐや」など、日本を代表する輸送機器や国家が推進する数々の科学実験施設、プロジェクトに、ベローズやバルブ、チャンバーといった気密性の高い機材が採用され、輝かしい成果を収めてきました。そこで得られた貴重な研究、開発成果を入江工研製の多様な製品にフィードバックし、さまざまな業界向けにご提供しています。
全国の新幹線などにコンサベータを搭載。主変圧器の絶縁油の温度変化による体積の変動を調整し、安全走行を支援。
SPring-8用アルミベローズ、隣接するX線自由電子レーザー(XFEL)施設SACLAの真空封止アンジュレータ用溶接ベローズなどを納入。
SELENEの子衛星「おきな」「おうな」に首振り連動を制御する当社「減衰器(姿勢制御)」を搭載。