入江工研株式会社

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外国製バルブのメンテナンスに想定外の時間と費用が発生・・・純正品以上の長寿命化を実現した技術 デバイスメーカーL社 生産管理部門

解決

解決のポイント

  • 長寿命な国産ベローズに置き換えて大幅にリードタイムを短縮し、結果的にコストメリットが大きくなった

  • バルブとベローズ両方のノウハウがあり、個数1個でも親身に対応

  • より耐腐食性に優れたステンレス製の国産高真空アングルバルブ

調査も任せ、最適設計、加工・溶接技術でベローズが完成

さらに国内のベローズメーカーを探すことにしたN氏は、入江工研に行き当たりました。入江工研はベローズメーカーながら、アングルバルブも製作しており通常アングルバルブに求められるベローズの仕様を熟知しています。相談してみると、「ストロークや圧力変動などの要求仕様が不明なため、ベローズ寿命の保証は難しい」とのことでしたが、1個からでも対応してもらえることから依頼を決めました。
早速、入江工研にバルブを預け、材質・寸法などの調査からすべて任せました。その結果、入江工研の考えるアングルバルブの仕様で、最適設計されたベローズを内蔵したバルブが完成したのです。その陰には入江工研のノウハウと高い加工溶接技術がありました。

純正メーカー以上の長寿命化を実現。さらに、もう一つ上の最適解も・・・

納品された後、取り付けてみると問題なく使用でき、気が付くと純正メーカー以上に長持ちしていました。この結果を受け、L社のメンテナンス担当者が喜ぶ一方で、N氏はこのまま外国製のアングルバルブを使い続けることに疑問を感じたと言います。
「使用中のアングルバルブはアルミ製ボディで、特殊ガスなどの耐腐食性にも不安がありました。国内メーカー製も性能は大差ないと思っていましたが、入江工研さんの高真空アングルバルブは耐腐食性の高いステンレス製ボディです。デポが付着した場合でも、問題のベローズやボディを洗浄してOリングを交換すれば再利用でき、ランニングコスト面でも魅力的でした」(N氏)

その後、N氏の提案により、入江工研の高真空アングルバルブへのリプレイスが決まりました。ISO規格のNW-KFフランジ付きで取り換えは非常に容易でした。
「入江工研さんなら親身に対応してくれるということが分かったので、さらに外国製の角型ゲートバルブに使われている昇降用ベローズの修理についても、ゲートバルブ自体のリプレイスも視野に入れて相談しています。これからも頼りにしたいと思っています」(N氏)

この課題を解決した製品はこちら

入江工研の金属ベローズ
入江工研のL型バルブ(高真空アングルバルブ)
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