入江工研株式会社

外国製のアングルバルブが国内でも入手しやすくなっています。L社でも採用しましたが十分なサポートを受けられず、ある程度のトラブルは社内で解決してマニュアル化していましたが・・・。

短寿命な外国製ベローズは、メンテナンスが不便で費用もかさむ

L社はイニシャルコストを抑えるため、外国製の大口径アングルバルブ（L型弁）を採用しました。ところが、そのアングルバルブにはベローズが使われており、ベローズの寿命が想定よりも短いという難点があったのです。すぐにメンテナンスを依頼したくても、現地に問い合わせなければならず対応に時間がかかり、また費用もかさんでいました。

「このまま使い続けていたら、ますますコストが膨らんでしまう・・・」と危惧した生産管理部門のN氏はアドバイスを求め、これまでに取引のある国内のベローズメーカー数社に問い合わせました。しかし、個数が少ないこともあってか、国内のベローズメーカーからはこれといった解決策の提示がなされず、満足のいく対応をしてもらえませんでした。そのうちの一社からはサンプルが提供されたものの、実際に使ってみると早期破損が生じてしまったのです。