入江工研株式会社

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伸縮配管の設計に思わぬ障壁が!この限界を救った解決策とは? FA機器メーカーA社 設計開発部門

解決

解決のポイント

  • ベローズや配管をカスタムオーダーすることでロボットにマッチした配管が完成

  • 気密溶接の専門家が油圧ユニットを組み上げて、納品

  • 部品選びの工数や溶接の失敗が削減でき、トータルで20%のコストダウン成功

気密ユニットは専門家に任せることで、ムダがなくなりコストダウンも実現!

配管設計や溶接の問題について、部材で取引がある代理店に相談したところ「入江工研なら、ベローズから配管まで自社工場で製造しているから話しをしてみては・・・」と回答があり、担当者を紹介してもらった。

A社は早速、入江工研の担当者と打合せを実施。担当者は規格品だけでなく、素材からカスタマイズできるベローズや配管のこと、またそれらを国内の自社工場で製造、サポートできるという説明を受けた。その上で、A社の現状を確認し、共同で問題解決に当たる提案をもらうことにした。

数日後、入江工研からは次のような提案があった。

  1. A社製ロボットにマッチした、ベローズ、配管のカスタム品の設計、製作

  2. 1.のベローズ、配管を入江工研が気密溶接し、油圧ユニットにして納品

早速この提案を受け入れ、試験的に数セットずつ導入を開始した。

1.に関しては、カスタム化されているため、ロボット本体にジャストフィットしており、配管がアームの動きを邪魔することなく、スムーズな動作を実現できた。2.は専門のエンジニアと設備による高い気密溶接技術と、実績のあるベローズの組み合わせにより、伸縮配管ユニットの試作品が出来上がった。

入江工研でユニット化したものを組み込んだロボットは、エンドユーザーへの納入後も、問題なく動作したため、A社はこの油圧ユニットの本導入を決めた。
1ヵ月後、導入効果を試算したところ、確認の時間や在庫の負担、気密溶接の不良による損失が削減できたことで、トータル20%のコストダウンを実現することができた。

この課題を解決した製品はこちら

入江工研の金属ベローズ
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