入江工研株式会社

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装置が停止…一刻も早い復旧を可能にした
技術スタッフによるCSサポートの実力

背景

半導体・FPD製造装置は24時間稼働しており、計画外の装置停止は直接的に大きな利益損失の発生につながる。そのため、装置停止が起こった場合、一刻も早く復旧させることが強く求められる。

課題

「すぐに現場に来てもらえない」ことが早期復旧を阻む原因に

G社技術部のM氏は取引先の半導体・FPD製造工場に常駐し、自社装置の管理を担っています。装置が停止してしまうトラブルが起こった場合、少しでも早く復旧させるため、すぐに部品メーカーに修理依頼の連絡をしていました。M氏としては、すぐに現場に出向いて設備の故障状況を確認してもらいたいのですが、大抵の場合、それが実現することはありませんでした。
「すぐに現場での状況確認をしてもらえない場合には、電話で説明したり、提案された復旧の手立てを試したりします。ただ、電話先の担当者は技術者ではないことが多く、話がスムーズに伝わりにくい時も…。結局、初動対応に時間を費やしてしまって、早期復旧が行えないケースが多いのです」(M氏)
計画外の装置停止は、長引けば長引くほど生産性を下げ、利益損失の直接的原因となっていたのです。

停止原因が特定できなければ、装置復旧に積極的な協力を得られない

さらに、メーカーによっては、「装置停止の原因が自社のパーツにあると特定されない限り、修理対応は行えない」と、早期復旧へ向けて最善を尽くしてはくれないことも。
「一刻も早く復旧させねば、という時に、具体的な修理の内容やスケジュール感が見えてこないことほど不安なことはありません」(M氏)
装置停止のたびに、無事に再稼働できるタイミングを求めて部品メーカーと折衝を重ねる現状に、M氏は疲弊していました。

課題のポイント

  • 部品メーカーに修理依頼をしても迅速に現場に出向いてもらえず、早期復旧ができない

  • 停止の原因が特定されなければ、装置復旧に向けて積極的な協力を得られにくい

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